知人の新作ということもあり、買ってきました。


軽く紹介しておくと、ケモナー無口な少女(白いの)とアグレッシブお嬢様系幼馴染(赤いの)が純真な主人公をたぶらかす話です、だいぶ違うけど。

魔法が衰退し、科学の理に支配されつつある世界が舞台です。科学を生み出したのは、「最後の魔女」と呼ばれる人物。
最後の魔女唯一の愛弟子がこの物語の主人公ライル・バルトシュタイン。

どちらかというと巻き込まれ型の主人公ではあるけど、自分の意思をしっかり持っているのはいいと思う。
白いのと赤いのでは、見た目では白いのに軍配が上がるものの、キャラの魅力では赤いのが一歩リード。一見噛ませに見える赤いのですが、はねさんのお気に入りなので、今後に期待したいところ。

密かにポイント高いのが眼鏡かけた主人公、腐女子の妹は相当ツボだったらしいです。というわけで女性にもお勧めかもしれません

皆さんが買えば続編もでますので、ぜひ買いましょう!
マンガはほとんど読まない人なのだが

・タイトル
・主人公の名前が半田すず
・メイドさんと女子高生と小学生の三角関係


この3つの単語だけで買ってしまった。
もうちょっとディープな世界を期待してたら、なんでことはない、単なる日常系だった
まぁこれはこれで、という感じではあるけど、どうせならもっと突っ込んだ話をしてほしかった。
正味、ハンダとかいまどき文系でも使うやろ。

CADで設計、基盤にプリント、ハンダして、アセンブラ書いて、7セグで出力、みたいな。それくらいはあってもよかったと思う

BPSほどのインパクトはないにしろ、まぁまぁおもしろかったかな

5月10日の日記

2012年5月10日 読書
ノーゲームノーライフ予想以上にひどかった
いまさらですが、あとがきがどこにも見当たらないのでずっと疑問に思っていましたが、ちゃんとついてました。


それは

「表紙カバーの裏側」

です。これは盲点でした、ブックカバーを付ける派なので、気がつかなかったら一生気がつかずに終わっていたと思います、これはなかなか斬新なアイディアですね。

本の末尾に書いてある文章、あれはあとがきじゃありません。

あとがきの冒頭で、高畑京一郎のタイムリープについての言及があり、衝動買い。
かなりの正解でした。
作者が言うとおり、いい意味でのタイムリープをインスパイアしてます。
内容としては、ニート探偵の1巻とタイムリープ混ぜたみたいな感じかな。
この手の現代モノは大好きなジャンルってこともあるけど、それを差し引いても物語そのものがうまくまとまっていていい感じでした。
複線がちょっと露骨すぎるかなぁといった感じですが、

結構紹介したい本がたまってきたので、一括紹介。
リセットワールド
かの時空のクロスロードと世界を同じくするお話。
若干、説明口調が鼻にかかる感じはするけれども、それは作者自身の文体でもあるので、そこが気にならなければ、けっこういいと思います。
クロスロード読んで面白いと感じたら、読んで損はないです。



とある飛行士の追憶
すでに評価されてるから今更感ですが・・
ガガガ文庫出版の単発モノです。
設定が好きです、レシプロ機とかに浪漫求めれる人にはマジお勧め。
全体としてはラブコメテイスト。まぁ悪くないです。
設定がファンタジーなので、生死とか、そういった重いテーマではないので、わりとさっくりと読めます。
話も基本的に一本筋で分かりやすい。少しストーリー短いかなぁって感じです。単発モノにしてしまったのはもったいない世界観でした。



繭の少女と街の防人
真打、といっていいのかな? おそらく、まだ評価されてない作品
電撃の古参作家さんのようですが、過去作は知らず、タイトルに引かれて購入
個人的にはかなりの当たり作です。
以下微妙にネタバレ






設定として、「あちら側」と「こちら側」があり、その境界線を守る防人、という設定なのですが、このあちら、とこちら、の概念というのは非常に深い。
あの世とこの世、昼と夜、陰と陽、陰陽道の概念そのものであり、古くは古代エジプトにまで遡ります。ピラミッドには、偽扉という、石につけられた扉があります。これは魂が出入りするための扉であり、向こう側には何もありません。
こういった境界で2つに分かつという考えは、非常に歴史のある話で、それをテーマに、いたるところに存在する目に見えない境界、過去と現在、過去との縁、といった概念はよく考えてあり、面白いと感じました。単純にあの世とこの世にしなかったあたりに作者のこだわりが感じられました。




れびゅー

2006年7月1日 読書
はい、ここまで屑な小説は始めてみましたって領域に達してます。
危険なのでくれぐれも買わないように。

少々ネタバレすると、三人称で書いているように見せかけて作者の一人称という、一昔前ならアマチュアでもやらない阿呆な書き方してます。当初は若干新鮮ではあるが、めちゃめちゃ読みにくい、というか読んでてムカつく。お前、何様? みたいな。まぁ作者様なんでしょうがね。

あと、濡れ場の描写が激しい。正直これをよく電撃で出せたと思う。きっと谷川流でなければ出版されなかったと思う。電撃の面汚しといっても過言じゃないくらい。読んでて気分が悪くなったわ、全く。シリーズは買ったら最後までがポリシーなんだけど、これはもう即中古本屋に売りたい気分。



ISBN:4840234442 文庫 織澤 あきふみ メディアワークス 2006/06 ¥515

でびゅー

2005年11月1日 読書
友人曰く
「エロゲのノベライズ、これで8割くらい説明できる」
だそうでt

主人公の一人称とか、やたらと女が出てきてハーレムなとことか、女がそれぞれ属性持ってるとかそういうのがえろげちっくらしいです。
そんでハプニングで女の裸を見ることになる(ほぼ全ての)主人公とかがエロゲそのものらしいです。
という内容を30分くらい聞かされました(’A`

内容はー、西尾維新の影響を多大に受けたと思われる文章、ルビがやたらめったら多くて、しかも本文と全く違う意味のルビを付けているので、ウザいことこの上ない(ex手順=プランとかならまだokだが、これが毎回ルビふってあったり、卑金属を貴金属=なまりをおうごんとかいうルビ振られるとまじ困る。あと意味不明な文字の羅列にルビで意味付けたりとか何やりたいの? ってかんじ)

内容人死にがないので戯言シリーズとかよりはさくっと読める。2巻あたりでもう死なないだろうな(作者が殺せないだろう)ということはほぼ確信できるので、おそらく今後も死ぬことはないと思う。
あと、敵の設定が基本的にいいやつオンリーなので(今のとこ)今後どうなっていくかきになるところ。

ISBN:4840229732 文庫 鎌池 和馬 メディアワークス 2005/07 ¥599

ブックレビュー

2005年10月26日 読書
結構メジャーなんだと思うけれども、あえて。

思うんだけど、ライトノベルの人間って絶対リアルにいなさそうな性格の人間がいるよね。
それももうパターン化されてて、超鈍感(主に色恋沙汰)な主人公とか、やたらとテレまくるヒロインとかそういうの。
結局、そういうキャラクターが売れるということなんだろうけども、もっと普通の人間をかけないものかなぁと思う。
別にコレに限ったことではないけども、最近の傾向としてヒロインがツンデレというかツンツンというかそんな感じの作品が増えてるように感じる。
王道を、とは言わないけれども、自らブームを作るぜ、的な作品が減ってるのが口惜しいね。

肝心のシャナに触れてなかったわ。内容は最初の方はちょっち理解に苦しむけど、数巻読み進めれば、まー理解できるようになるかな、って感じ。ちょっと親子関係とかまで出てくるのはいただけないかな、とは思うけれども。スレテオタイプな漫画の中の親子すぎてね。。

ISBN:4871189163 文庫 高橋 弥七郎 メディアワークス 2005/07 ¥5,586

れびゅー

2005年7月27日 読書
例えるなら、シリアスレイジが9S並だとすると、コレは舞HIME並ってとこかな。
舞HIMEけっこー好きやから、これもするっと読めたね。ちとエグい場面あるのはサディスト作家ゆえですな。死ななかっただけマシとしませう。

なんつーかアレだ。内容云々ってのもあるけど、面白さ、ウリ、テーマ、テイスト、味付け、その辺が合致してるのが一番でかい。

ただ、コレには恋愛要素がいまのとこないので悪しからず。

ISBN:4840230838 文庫 鈴木 鈴 メディアワークス 2005/07 ¥662

これね

2005年7月13日 読書
途中で出てきた奴

ISBN:4840227888 文庫 佐伯 庸介 メディアワークス 2004/09 ¥599

変わった奴

2005年7月13日 読書
これさ、電撃ノベルなのに挿絵がなくてびっくらこいた。

内容はまぁ今流行りの観念論に電波混ぜた感じ。
ちょっと電波強いかも。おかゆまさきというよりは西尾維新な感じの電波。

内容は……好き嫌いが分かれそう。ジュニアノベル向きの書き方じゃないかな。
あーあと書き方といえば、この小説、けっこう独創的。文章的表現にデジタルを取り入れた手法っていうかそういう感じ、言葉で表しにくいけど。
同じ魔法+観念論でいうなら、最近出たばかりのストレンジ・ロジックの方がストレートで読みやすいね。

挿絵が無いから読者に雰囲気伝えにくいのに情景描写がなく、というか情景描写と心理描写が混ざり合ってるからアニメーション(動きの意味ね、一応)として伝えにくい。その辺がライトノベルらしくないって意味にもなるのかな。
けっこう小説読んでる人には、さくっと読めると思う。読後感がびみょーだけども、さきの読めない展開でもないから大丈夫かな。

ISBN:4840230404 文庫 御影 瑛路 メディアワークス 2005/05 ¥578
パズルのピースがハマっていく。

まさにそんな小説。

時間軸が行き来する中で、矛盾点が一切なく書き上げ、読み終わったときの読後感というか、パズルが組みあがった様は圧巻。

正直一回読んだだけでは拾いきれないほどの伏線を全部きれいにまとめ上げてる。若干表現がまどろっこしいところもあるが、全然気にならない。

多分、これほどまでに読み終わったときに納得してしまうというか、うおおすげーって思える小説は少ないと思う。

自分が読んだ小説の中で一番面白かった。一般で出した方がよかったんじゃないかなぁと思ったり。

仕方ないので

2005年6月29日 読書
電撃つながりってことでコレ。第一回受賞の高畑京一郎著。

やるドラシリーズとかいうのとは無関係デス。
ちなみにこれ、ドラマ化されてるはず、詳細忘れたけど。

本編は、とにかくかっこえーの一言。
1文字で表すと漢。「かん」って読むなよ。

キャラがしっかりしてんのと、伏線の張り方が異常に上手いので、読んでるっていうか読まされてる(いい意味でね)って感じの小説。さくさく読めるし上下二冊で薄めなので、普通の人でも、1日でざーっと最後まで読めると思う。

PS:この作者はハードボイルド好きなのか、やたらと男ばっかりの小説が多い。こないだの小説は女が出てこなかったような。
↓二つと設定似てる小説。

いばらをハリウッドだとするとこっちは、和風ハリウッドってな感じかな。最初の方の切ないストーリーは好きだけど後半の展開はちょっとどたばた+作為が感じられるけど、全体的には上手くまとまってる感じ。

好きな小説のひとつです。

それからコレ

2005年6月28日 読書
テーマは違えど世界設定はほぼ一緒。
それなのに作家によってここまで味が違ってくるのは、とても面白いと思う。

ちなみにどっちも非常に高Lvで画力が安定してるから、どこぞの少年漫画やら読むよりは断然お勧め。刊行ペース遅いけどね。

EDENの方はちーとハードだから気分落ちてるときとかに読まないほうがよさげ、三日くらいは洗脳覚悟で読むべし。人バタバタ死んでます。しかも半端ない死に方するので。

いばらの王は結構一般受けするんじゃないかな。著者曰く「予算不足の二流ハリウッド映画風」ってことらしいけど、ホントハリウッドなノリ。外人に銃出てくるし、強い女と強い男。あとがきがオタクっぽい感じだけど中身は全然一般向け。これ海外でもかなり売れるんじゃないかな。攻殻機動隊と同じ匂いがする。

あー、そうそう、アメリカのとある大手書店で、日本の漫画(まんがって英語になってるらしい。恐るべし)が書店全体の10%を占めてるらしい。参考書やら雑誌やら全部含めて10%ですよ、ちょっとびっくり。まー向こうのコミック(コミックって英語では言わないらしい)は、絵が雑で見てられないからね。


最近の漫画は鼻が線一本で目がやたらでっかくて、口もちょーちっさくて、髪型でしか識別できないキャラクターな漫画が多すぎ。個性は大事だと思う。キャラ立たないしね。

これ

2005年6月28日 読書
とりあえずコレ。次に続く。

レビューとか

2005年6月13日 読書
同じ純愛系ならこんなんお勧めかなぁちょっち古いけども。

人間やっぱりそんなに奇麗事ばっかりでもないと思うのよね。

テーマは壮大だけども、話はちっぽけというか、無力ながらも、必死に生きて、恋して、泣いて、笑って、怒って。そんな話です。

おそらく万近く読んできた漫画の中で思わず買ってしまった数少ない七冊(全7巻)です。

とりあえず読んでソンはないので読むべし。
アニメにもなってたらしい。


ISBN:409185687X コミック 高橋 しん 小学館 2001/12 ¥680

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