本好きなわけですが、それにまつわる特技とか、エピソードとか

ページ当てが出来ます。例えば125P開いて、って言われたらページ数を見るわけでもなく、手触りの厚みで、±1Pくらいの誤差でそのページが開ける。ただし、本によって紙の材質違うので、全てではないですが。
似たような特技で読んだページ数からおよその経過時間を測ることが出来ます。こちらの方は、誤差もあったりして、腹時計程度にしかアテになりませんが(汗。5分で誤差±20秒くらいだったと思います。

それから、家にはすでに7冊にのぼる落丁本などがあります。ページの上下が逆だったり、白紙ページあったり、ページのすみに紙片が張り付いていたり、あるいはページの上部がくっついていたりします。
そういった場合、本屋に行けば代えてもらえます。
その落丁本は、当然処分でしょう。
自分が望んだわけでもなく、不良品になってしまったのに、人に読まれることなく捨てられてゆく本。それではすごく不憫に思えて、新しい本を買うようにしてます。単に落丁本コレクターと言ってもいいですけどt


追記コラム?

僕には、いきつけの本屋さんがあります。年配の夫婦が経営している、小さな本屋さんです。
店のおじさんは、本を買うときにカバーをかけるかどうか訊かずに全部にかけます。それも、ただ、舗装紙を巻いただけのものではなく、丁寧に切り込みと折れ線を入れて、抜けないようにされてる、しっかりとしたカバーです。
舗装紙では長持ちしないので、自分はカバーを別で買っていますが、おじさんのかけてくれたカバーは、すこし無骨だけど、分厚くてしっかりしてて、気恥ずかしげに、「毎度あり」とお釣りを差し出してくる、あったかいあの手を思い出します。
僕の本棚の隣には、おじさんの本への愛情詰まった、舗装紙の山が出来ています。それでも僕はやっぱり捨てられませんでした。

お店のおばさんは、いつもお店の中を回ってます。そして自分が本を探していると、必ずおばさんから、やさしい声をかけてくれます。そして、自分が探してる本を言う前に、おばさんは僕が探してる本を見つけてきます。何で分かるの? と尋ねると、いつものように、お店のことも、お客さんのことも全部知ってるよ、と笑いながら答えてくれます。

お店の中は、バイトの女の子が書いた、お手製のポスターで溢れています。ちょっと愛らしくて、可愛い、そんな感じのイラストです。

お店の通路は狭くて、すれ違いも出来ないくらいで、本がゴチャゴチャしてて、分かりにくい本屋だけど、それでも僕はここが大好きです。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索